前職も設備の仕事をしており、求人が出ていたので応募しました。
店舗、工場、病院、学校などの設備工事をしています。その施工にあたる作業員の技術的な指導・監督が自分の仕事です。工事計画の立案、工程・品質・安全の管理などです。
この仕事に就いて約20年ですが一言でいうと飽きないことだと思います。全く同じ建物はありませんので大型の施設、おしゃれな外観のオフィス、病院など様々な用途の建設工事に関われる事です。今まで当たり前のように使っている水道やエアコンなどが、どうして使えるのかそのひとつひとつの仕組みがわかってくると楽しいんじゃないかと思います。 配管設備は建物の壁や天井、地面のなかに隠れてしまい建物が完成すると見えなくなります。しかし間違った施工をすると機械は正しく機能しません。それらの試運転が無事に終わったときが一番、充実感とやりがいを感じます。
設備の設置は基本的に建築工事の進行に合わせて施工していきます。例えば建物の下に埋まっている土間配管は基礎工事の最中しか施工出来ません。施工できるタイミングが決まっていて早すぎても遅すぎてもいけないので現場の工程とすり合わせをしてうまく準備することが重要になります。複雑な建物、短工期の現場になればなるほどいろいろな調整、準備が大変になります。その分やりがいにもつながると思いますが。
ひとつは色々な国家資格を取れたことだと思います。もともと勉強は苦手でしたので仕事が終わった後プライベートな時間に勉強して試験を合格したという経験は資格以上の価値があると思います。また、いろいろな建設業者と協力しながらひとつの建物を作っていくので協調性とか社会性とかそういったものが養われるんじゃないかと思います
8:00 出社 ~施工図や材料の発注
12:00 昼休憩
13:00 現場の施工状況の確認、チェック
18:00 退社
時間の采配をある程度自分で出来るところが良いです。時間を管理されるのではなく自分で管理できるという点です。 また、社員が少しでも楽になるもの、例えばパソコンやipad、3次元CADなどは全て会社から支給してされます。また技能講習や資格取得(回数制限ありますが)も支援して貰えますし取得後は資格手当も貰えます。必要なもの・ことへの投資を惜しみなくして貰えるのはとてもありがたいです。
入社してすぐにコロナが蔓延して社員旅行や懇親会などのイベントが最近までありませんでした。昨年初めて社員旅行に行ったのが一番の印象にあります。仕事仲間のプライベートな一面を見ることが普段なかなかなかったので良かったです。
正直、建設業は3Kと言われる程で、昔ほどではありませんが現場仕事なので夏の暑さや冬の寒さ、いろいろ大変なところはあると思います。それでも諸先輩方が長く活躍できるのはものを作る事が好きだからじゃないかと自分は考えます。それとプライベートも大事だと思います。家族との時間、趣味、遊びも全力で楽しむことでまた仕事も頑張れると思いますので。メリハリは大事かなと。
今の目標は消防設備士の試験合格を目指しています。とにかく資格をたくさん取りたいです。
人生100年時代と最近よく言われていますが、一生続けたいと思える仕事に出会うのは簡単ではないと思います。なので仕事に限らず関心を持ったこと、面白そうだと思ったことは何でも挑戦すると良いと思います。自分もそうですが、今が一番若い時なので思ったらやってみる精神で。失敗しても何とかなりますので。そして少しでも設備という仕事に興味を持ってもらえたら幸いです。